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グリーン購入
循環型社会形成推進基本法の個別法として平成12年(2000年)5月31日に制定されたのは『グリーン購入法』ですが、『グリーン購入』は製品などを購入する時に、本当にこれは必要なのか?!とよく考え、買うときにはできるだけ環境負荷が小さいものを優先して購入することを『グリーン購入』といいます。
そして環境情報を積極的に入手して活用することも、グリーン購入の考え方に含まれます。環境情報を得るために、環境ラベリング制度や環境負荷低減に努めている事業者かどうかを判断するISO 14000があります。
生産者側の観点では『グリーン調達』で、消費者側の観点で『グリーン購入』といいます。
グリーン購入の考え方
@『買う前に、本当に必要か?!』と考えましょう
- お買い得やおまけにつられてしまって、必要以上に買おうとしていないかを考えます。→買う量を減らすことを考える
- 必要以上にもらっていないかを考えます。→過剰包装や買い物袋もその一部になります。
A『環境を考えて作られたもの』を買うときに選びましょう
- 使い捨ての石油、木材、鉱物ではなく原材料がリサイクルされているものを選びます。
- 環境ラベルなどを見て、生き物の住みかを壊さないように気をつけられている品物を選びます。
- 有機栽培、低・無農薬などで育てた材料を使った品物を選び、自然に与える影響を抑えた品物を選びます。
- フードマイレージ(食料の輸送に伴う輸送距離)を考慮して、地場の食材を選びます。
B『長く使えるもの』を買うときに選びましょう
- 使う期間が限定されているものに関しては、他の人とも使うというレンタルという考えもしてみましょう。
- 長く使えばそれだけでもエコに繋がります。長く使えるものを選びましょう。
- 修理や部品交換がしやすいものを選びましょう。
C『ゴミが少なくなるもの』を選びましょう
- シャンプーやリンス、ボールペンやのりなど使い終えたら中身を詰め替えることができるものを選びましょう。
- マイボトル・マイバック・リターナブル瓶などを使うことで、そのままの形で繰り返し使うことができます。