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グリーン購入ネットワーク：ＧＰＮ

グリーン購入ネットワーク(Green Purchasing Network：略称ＧＰＮ)は、平成8年（1996年）に『グリーン購入』に関する情報発信、普及促進を図る組織として、また環境負荷の少ない商品・サービスの市場形成を促すことで、持続可能な社会経済の構築に寄与することを目的として設立されました。

全国の行政・企業・消費者（民間団体）で構成されていて、会員の構成は約2700団体となっています。内訳は行政機関が226、企業2179、民間団体252に上っています。環境庁も会員のひとつということもあり、グリーン購入ネットワークの普及と拡大へ積極的な支援を行っています。

グリーン購入ネットワークでは、グリーン購入の普及と促進のため、製品やサービスなどの環境負荷低減の目安となるガイドラインの策定や、サービスの情報提供などのほかに、フォーラムやセミナーなども開催しています。また、グリーン購入の優秀事例を表彰する「グリーン購入大賞」などを平成10年（1998年）に創設しています。

過去にグリーン購入ネットワークが行った大きな活動は『ＧＰＮ500万人一斉行動』です。

平成19年（2007年）10月にグリーン購入を個人レベルに拡大したキャンペーンは【レジ袋、いりません】という活動でした。毎回テーマや期間を決めてＧＰＮが参加を呼びかけています。どんな小さなことでも、大きな人数で一斉に行うことで、大きな成果が上げられるということになり、レジ袋を断わることでＣＯ２削減効果といったことが話題になりました。

グリーン購入ネットワークは、地域へ活動を広げるため各地で地域ネットワークの設立がされています。