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  • リサイクルショップ独立開業応援ブログ〔リタウン〕
出張買取のリサイクルショップを開業し、仕事量が多くなってくると店舗を出したいと誰もが思うようになります。
そこでおススメなのが、倉庫と店舗が合体したかたちのリサイクルショップ店舗の出店です。

1.リサイクルショップの生命線は回転率

リサイクルショップの店舗に置かれているものは中古品ですので、新品に比べて料金が安いはずです。
同じ商品がいつまでたっても売れないようでは、そのリサイクルショップの将来は不安です。

倉庫だけどきれいに陳列されている
在庫管理がしっかりできている
結果的に回転率がいいので、いつ来ても違う商品がありおもしろい

2.リサイクルショップは見るのが楽しい

リサイクルショップに来られるお客様の特徴は、会社の帰りに毎日のように寄る人。(あるいは毎週土日に来る人)
お店の中をまるで宝物を探すように見て周ります。

そういえばつい最近有名な絵画がアメリカのフリーマーケットでみつかったという、嘘のような本当の話もあります。
リサイクルショップはそうした夢を実現する場所でもありますので、あまりに綺麗に陳列されているよりも、ちょっと雑然としているくらいがいいのかもしれません。
リサイクルショップ独立開業時に店舗を借りるほどの自己資金がなくても、古物市場を利用することで店舗どころか倉庫すら持たずに出張買取専門のリサイクルショップを開業することが可能です。

1.古物市場とはどんなところなのか

簡単に説明しますとリサイクルショップ業者間の売買を仲介する市場のイメージです。
リサイクルショップの業界を大きく分けると、出張買取専門のリサイクルショップと店舗型のリサイクルショップ。
実はこの2つの業態は持ちつ持たれつのいい関係になっており、その関係を仲介するのが古物市場の役割となっています。

2.おススメ古物市場


3.古物市場への参加方法

直接上記URLより電話をかけ、登録をする必要がります。その際に必要になってくるのが古物商です。
基本的には古物市場は買い手と売り手あっての市場ですので、入会を断られることはまずありません。
※市場によっていろいろなルールがありますので、そうしたことには敏感になっておいたほうがよさそうです。

4.古物市場の手数料

たしか7%程度だったと思います。

5.古物市場のよい点

一応一定のルールがあるものの、基本的には出品予定の商品を置かせてもらうことが可能です。
多くの出張買取専門リサイクルショップは、この市場を有効活用することで倉庫代を節約しているようです。

6.実は店舗型リサイクルショップにとってもよい仕入れの場

毎週のように大量に商品が出品されますので、店舗型リサイクルショップにとってはよい仕入れの場になっています。
お店を持って、お客が来店しても充実した商品がないと売上になりません。実は市場、出張買取専門リサイクルショップ、店舗型リサイクルショップはそれぞれ持ちつ持たれつのよい関係になっており、それが昨今のリサイクルショップ業の急成長につんがっているといっても過言ではありません。
リサイクルショップを大きくジャンル分けをすると、実店舗を持つ店舗型リサイクルショップと、店舗を持たない出張買取専門のリサイクルショップに分かれます。

これから独立開業をしようとする人にはこの出張買取専門のリサイクルショップをおススメします!

1.自己資金1~3百万円で開業が可能

最初から店舗を借りると敷金などの不動産費用が最初にかかるだけでなく、家賃が経営に重くのしかかります。
出張買取専門のリサイクルショップだと、場合よっては倉庫も持たずにすぐにリサイクルショップを開業することができ(これには古物市場の利用が必須になります)、中古のトラック1台、買取資金なども含め、自己資金1~3百万円程度で開業ができます。

2.地域に特化したサービスを狙う

最初はちらしなどを利用し、ある特定地域に特化をし買取を行うと出張買取費用が大幅に削減できます。
実際に出張買取専門のリサイクルショップだと、お客様の家までトラックで訪問し買取をすることになりますので、ガソリン代や運転時間もばかりになりません。

地域に特化したサービスを行うことで、小回りの効いた質の高いサービスを提供することができます。

3.以外に多い?今日来て欲しい

私もこうした業界のお手伝いをさせていただくにあたり、実際にお客様からかかってくる電話について確認したところ、今日来て欲しいというお客様は多いと思われます。
地域に特化をすることで、こうしたお客様のニーズにスピーディーにこたえることができ、他の大手とのサービスの差別化をはかることができます。

とにかく自己資金を最低限に抑えたい方には最適なのではないでしょうか?
出張買取専門のリサイクルショップをおススメします!
リサイクルショップ大手の生活倉庫の創業オーナーの堀之内九一郎氏が、ホームレスからリサイクル業に目覚め成功をおさめたのは有名な話です。

私もこうした業界にかかわりを持つようになってかれこれ7,8年近くになりますが、自己破産経験者、ホームレス経験者がこの業界には多いのは本当に驚かされます。

裸一貫でスタートできる業界、それがリサイクルショップ業のイメージなのですが、本当にそうなのでしょうか?

1.業界が魅力的だったのは5年以上前の話

古物商があれば誰にでも簡単に進出できてしまう、こうした事業によりリサイクルショップ業界、特に店舗を必要としない出張買取専門業界は3,4年前から競争が過熱しつつある業界です。
特にデザイナーズ家具を中心とする出張買取のビジネスモデル(買取→Yahooオークションで転売)は、5年以上前までは当たると大きかったのですが、同業者の進出が激しくなり、また買取金額も大きいため、自己資金ゼロで始めるのは不向きなジャンルとなります。

2.絶対に必要なのはトラック

家具や家電などの生活用品をお客様のところに行き、仮に無料で回収ができたとしてもトラックは絶対に必要です。
また、後ほど紹介しますが、店舗を持たずに直接古物市場に行って転売する場合においても、市場は週に一度しか開催されませんので、一定期間資金がショートしてしまう可能性があります。

最悪軽トラ、出来れば2トンショートくらいの車を購入(中古だと数十万円)し、一定期間ガソリン代などを維持するためには、最低1~2百万円、出来れば3百万円くらいの資金を準備して開業したいところです。

3.立ち上げ時に有効なちらし、ネット広告

ちらしを作成し、マンションなどに一斉にまけばある程度の商品を集めることができます。
開業時には自分の地域のマーケティングもかねて、このちらしを作成し自分でまくことを絶対におススメします。
ちらしをまくことで、その地域の大きなマンションの位置や土地勘がつかめることで、開業時には広告効果以外の業務上の効率をよくすることができます。

おいくら、リタウンなどのインターネット広告はたとえばリタウンであれば、地方は月3500円~、東京神奈川など都心でも月5000円~広告を出す(自社のホームページを持つ)ことができますので、ホームページを作成するまでの間には予算をかけたいところです。

以上、工夫をすれは自己資金ゼロでもなんとななりそうな業界かもしれませんが、お客様からの買取は基本現金払いですので、50万円で買い取って100万円で売れることがわかっている商品にいきなり出会う可能性を考えると、一定の自己資金を準備をして、万全の体制で開業することをおススメいたします。

リサイクルショップを開業したい場合、最初の一歩として古物商が必要なのかを確認してください。
単純にリサイクルショップ(実際のお店)を開業する場合に、必ずしも古物商が必要なわけではありません。

買取をするか

が一番大きなポイントとなります。
買取とは顧客(個人あるいは法人から)お金を支払ってものを買う行為をいい、個人間の売買についてはこの買取に該当しません。
※Yahooのオークションに出品してものを売る行為は買取にはあたりませんが、Yahooオークションでものを購入して、これを転売する場合には個人であれ法人であれ古物商が必要になるので注意が必要です。

1点注意が必要なのが、古物(中古品)を別のものと交換する行為や、買取したものを転売せずにレンタルする場合も古物商が必要になってきます。

ということはリサイクルショップを開業しても、買取をせずにすべて無料で回収をしたものを販売すれば古物商はいらないはずです。
しかしながら、昨今リサイクルショップ間での競争が激しく、買取をせずに無料回収だけで古物(中古品)を集めるのは至難の業です。また、無料回収で集めた商品だけだとどうしても品質の悪いものが多くなってしまうため、古物商を取得する手間(それほど時間とコストがかかるわけではない)を考慮すると、中古品に関わるビジネスを検討されている方は、古物商を取得しておいたほうがいいと思われます。

いずれにしても、古物商取得の第一歩として自分の考えている事業内容に古物商が必要なのか、をきちんと確かめる必要があります。最終的な判断は管轄する最寄の警察署でできますので、一度行ってみるとよいのかもしれません。

次回は古物商が取れる人(会社)取れない人(会社)~許可申請上の注意事項について

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