リサイクルショップ開業方法~古物商が必要な事業内容

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リサイクルショップを開業したい場合、最初の一歩として古物商が必要なのかを確認してください。
単純にリサイクルショップ(実際のお店)を開業する場合に、必ずしも古物商が必要なわけではありません。

買取をするか

が一番大きなポイントとなります。
買取とは顧客(個人あるいは法人から)お金を支払ってものを買う行為をいい、個人間の売買についてはこの買取に該当しません。
※Yahooのオークションに出品してものを売る行為は買取にはあたりませんが、Yahooオークションでものを購入して、これを転売する場合には個人であれ法人であれ古物商が必要になるので注意が必要です。

1点注意が必要なのが、古物(中古品)を別のものと交換する行為や、買取したものを転売せずにレンタルする場合も古物商が必要になってきます。

ということはリサイクルショップを開業しても、買取をせずにすべて無料で回収をしたものを販売すれば古物商はいらないはずです。
しかしながら、昨今リサイクルショップ間での競争が激しく、買取をせずに無料回収だけで古物(中古品)を集めるのは至難の業です。また、無料回収で集めた商品だけだとどうしても品質の悪いものが多くなってしまうため、古物商を取得する手間(それほど時間とコストがかかるわけではない)を考慮すると、中古品に関わるビジネスを検討されている方は、古物商を取得しておいたほうがいいと思われます。

いずれにしても、古物商取得の第一歩として自分の考えている事業内容に古物商が必要なのか、をきちんと確かめる必要があります。最終的な判断は管轄する最寄の警察署でできますので、一度行ってみるとよいのかもしれません。

次回は古物商が取れる人(会社)取れない人(会社)~許可申請上の注意事項について

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